Staff Report

「オレ達、大丈夫かな…。もうダメかもしれない…」

しゃんぺ〜さんは、苦悩されています。

「なんでオレ達は、離れ離れなんだろう…。2006年以降、メンバーは2人と1人、違う場所に暮らしていて…。

いつだって集まってたあの頃…。ただただ、カレッジの中のスタジオに集まって音を鳴らしてたあの頃…。

今も、音楽は奏でられる。最高だって思うライブもできる…。

だけど、やっぱり寂しいね。寂しくてたまらない…。

オレ達、ずっとこのままなんだろうか…」

今まで我々の前でそのようなことを口にされたことがなかったしゃんぺ〜さん…。

正直戸惑いました。

Staff Report -しゃんぺ〜ず-

しゃんぺ〜さんは、INN JAPANのプロジェクトを進行させながら、ふと、こうおっしゃることがよくあります。

「しゃんぺ〜ず、やってたじゃない?
厳密に言うとやめてない。やめるなんて一言も言ってない。

オレ、しゃんずのメンバーには頭上がらないんだよ。

オレって、INN JAPANでは、hideさんとYOSHIKIさんを一緒にやってるようなものじゃない?

で、hideさんでもあるワケだから、ソロもやりたい。

hideさんのソロみたいな。

もっと厳密に言うと、hideさんのソロツアーのメンバーみたいな…。

そういうメンバーでいてくれたのね。

オレの作ったトラックを、時には忠実に、時には素敵な逸脱をして奏でてくれたしゃんぺ〜ずのメンバー。
オリジナルも作ってくれて…。

ワガママに付き合ってくれて…。


ファースト録音したじゃない?

聞き返すんだよ…。


ある意味じゃ、INN JAPANより素直な曲をオレ、作ってる。

それをアイツら、やってくれてる…。


オレ、このバンド甦らすから。


絶対、オリジナルメンバーじゃないとダメ。

それ以外じゃやる意味ないから。

オレがやるバンドはいつもそう…。

最初に組んだメンバー以外とはやれねぇんだよな(笑)

言葉で言うのはカンタンさ。

オレは、実現するんだよ。何があっても…。

メンバーが「うん」って言ってくれたらだけどね(笑)」

Staff Report

INN JAPAN WORLD TOUR "THA HAKATA ERA 2010 to 2011" EXTRA.

2010.10.31. KOENJI ENBAN, TOKYO

しゃんぺ〜さんとヒューマンさんお二人のコンサートが決定いたしました。

INN JAPANが2006年に東京で初のコンサートを行った円盤にて開催されます。

「円盤では去年も一本やったよね。

うん。プライヴェートでもたまにお店には行っていて…。

今回も、お店でいろいろ話ししてたら、「出ない?」ってことになって。

それで、「もちろんやりますよ」って感じで。
いつも通り決まった感じかな。

去年の円盤がよかったから、今年の4月にも2人でやったんだけど、そのときはあんまり納得がいっていなくて…。

また円盤でやって、2人の感覚を取り戻そうかなって思ってる。

楽しみにしていてくれるとうれしいな」

と、楽しそうに語っておられました。


「ビリビリ2」
19:00-/Charge¥1000
出演:小川直人/ARAKI KENTAINN JAPAN/cottonioo
at KOENJI ENBAN
http://enban.web.fc2.com/

ヨコチンロックフェスティバル2010

初心に帰る、大事な事を再認識するイベントでした。
ボギーさん、ありがとう。

いろんな気持ちを沸き起こしてくれた沢山の出演者の皆さん、ありがとう。

インジャパンを見てくれたお客さん、ありがとう。

話をしてくれた皆さん、ありがとう。



また会おうぜ!

Staff Report

「あー、忙しいね…(笑)。
あんまり忙しいとかって言いたくないんだけどさ…。
カッコわるいから。

でも、しゃんぺ〜って、そういうコト言っちゃうんだよね…(笑)」

正直、お忙しそうです…。
いつものことですが、お身体が心配です…。

「ステージを終えるまで、絶対に倒れない…。」

いつもそう呟かれて、ツアーの1本1本に励まれるしゃんぺ〜さん。

我々も、気が気でないのですが、それよりもしゃんぺ〜さんのケアに最大限に力を注ぐために日々気合をいれてがんばっています。

みなさんも、そんなしゃんぺ〜さんを最高の笑顔で迎えてあげてくださいね!

Staff Report

ヒューマンさんの新曲「お前のテレパシー」のデモが届き、しゃんぺ〜さんはアレンジを考えられています。


「コレ、名曲。バッキリ申し上げますけど。

オニガシマのときもそうだったんだけど、ギタリストとして、アレンジャーとして、最大限に力を発揮しないと、ホントにヒューマンに対して失礼にあたる楽曲。

オニガシマのときは、コードワークっていうのかな。

マイナー7で、ウソ?どこまで行くの?ってくらい行って行って、サビでストレートなメジャーにカーンッとカウンターかまして、彼の愛する80'sアイドル歌謡曲感を最大限に引き出すっていうサイコーのアレンジメントを施したワケですけれども。

今回は、方向性は違えど、最低でも同等以上のパワー感でアレンジする。オレだってあの名曲「オニガシマ」から成長しているワケだから…。

うん。全体のアレンジャーというよりは、ギタリストとしてっていう。

だって、彼が求めているコード感だとか、色彩感は、デモでわかる。痛いくらいに…。

だから、ギターのフレーズ一つ一つにこだわりたい。

ギタリストとして、オレを一つも二つもステップ上がらせてくれる楽曲…。そう捉えている。」


しゃんぺ〜さんは日ごろ我々スタッフに対しては、音楽のことはほとんど語られません。

「みんなには、一人のポピュラーミュージックのリスナーでいてほしいんだ。

オレ達は、何も崇高な音楽をやってるとか、そんな意識はないし。
そんなこと思いながらやってるミュージシャンとか、あんまり…。ね(笑)。

それより、「聴いてみてどうだった?」っていうそれだけだから。

とりあえず、美味いもん食べに行こうよ。」

そういった感じですので(笑)。

これは、しゃんぺ〜さんが愛するhideさんが実弟の松本裕士さんに求められていたことでもあります。(松本裕士著「兄弟」参照。)

ただ、ヒューマンさんの新曲「お前のテレパシー」に関しては、久々に「音楽」について語られているように思いました。

我々も襟元をただし、急遽決定した明日からの「"お前のテレパシー"集中アレンジ合宿」に励みます。