Staff Report

ヒューマンさんの新曲「お前のテレパシー」のデモが届き、しゃんぺ〜さんはアレンジを考えられています。


「コレ、名曲。バッキリ申し上げますけど。

オニガシマのときもそうだったんだけど、ギタリストとして、アレンジャーとして、最大限に力を発揮しないと、ホントにヒューマンに対して失礼にあたる楽曲。

オニガシマのときは、コードワークっていうのかな。

マイナー7で、ウソ?どこまで行くの?ってくらい行って行って、サビでストレートなメジャーにカーンッとカウンターかまして、彼の愛する80'sアイドル歌謡曲感を最大限に引き出すっていうサイコーのアレンジメントを施したワケですけれども。

今回は、方向性は違えど、最低でも同等以上のパワー感でアレンジする。オレだってあの名曲「オニガシマ」から成長しているワケだから…。

うん。全体のアレンジャーというよりは、ギタリストとしてっていう。

だって、彼が求めているコード感だとか、色彩感は、デモでわかる。痛いくらいに…。

だから、ギターのフレーズ一つ一つにこだわりたい。

ギタリストとして、オレを一つも二つもステップ上がらせてくれる楽曲…。そう捉えている。」


しゃんぺ〜さんは日ごろ我々スタッフに対しては、音楽のことはほとんど語られません。

「みんなには、一人のポピュラーミュージックのリスナーでいてほしいんだ。

オレ達は、何も崇高な音楽をやってるとか、そんな意識はないし。
そんなこと思いながらやってるミュージシャンとか、あんまり…。ね(笑)。

それより、「聴いてみてどうだった?」っていうそれだけだから。

とりあえず、美味いもん食べに行こうよ。」

そういった感じですので(笑)。

これは、しゃんぺ〜さんが愛するhideさんが実弟の松本裕士さんに求められていたことでもあります。(松本裕士著「兄弟」参照。)

ただ、ヒューマンさんの新曲「お前のテレパシー」に関しては、久々に「音楽」について語られているように思いました。

我々も襟元をただし、急遽決定した明日からの「"お前のテレパシー"集中アレンジ合宿」に励みます。